teeing
ground
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ground
ティーイング・グラウンドはプレーするホールのスタート場所で、ティーマークの外側を結んだラインから、2クラブレングス(クラブ2本分)後ろのスペースをさします。
この四方形の中にボールをティアップして打たないといけません。ティーイング・グラウンド内なら、どこにティアップして打つ事ができ、そのときスタンスがティーイング・グラウンド外でも問題ありません。ストロークする前に、アドレスなどでボールを落としても無罰でティーアップできます。
エチケット
プレーヤーのスイングの邪魔になる正面と
飛球線の後方に立ってはいけません。
ティーショットを打つ時は誰でも緊張するものです。そんな時に同伴者が正面や飛球線後方に立っていると、とても気になります。プレーヤーのボールの行方をよく見る事は大切ですが、邪魔をしてはいけません。最も良い位置はプレーヤーの視界に入らない背面です。次は右45度前後の斜め前方です。
もちろん、スイング(素振りも含め)するプレーヤーの近くに立つ事はとても危険ですので、安全な距離を保つ事が大切です。
プレーヤーがアドレスに入ったら、私語や素振りなども控えましょう。前の組のプレーヤーがティーショットをしている時も同様で、ティインググラウンド付近では自分の順番が回ってくるまで静かに待つ事も大切なエチケットです。
ティーショットが大きく曲がり、隣接しているホールへ飛び込む危険性がある時は
必ずフォアー(fore)と大きく叫びましょう。
ゴルフで最も危険な事は打球事故です。隣に打ち込んだボールで他のプレーヤーを大けがさせてしまう事は、最も避けなければいけません。取り返しのつかない事態を招く恐れもあります。くれぐれもそんな事にならないように、できるだけ大声で注意を喚起しましょう。
Tips
ストローク前に、クラブが当たって
ティーのボールを落とした。
ティーショットを打つ(ストローク)前は、プレーが始まっていません。ストロークした後に、はじめてインプレー(プレー中)となります。
プレー中ではないので、アドレスした時にクラブヘッドでボールに触って落としてしまっても、罰なしに再度ティーアップできます。
また、ボールの後ろの芝を足でならす事もできます。
ただし、ストローク後はボールに触ったり、芝をならす事はできません。
1打罰
ティーショットで空振りし、
落ちたボールをティーに戻して打つ。
ティーショットが空振りだとしても、ストロークの後には、ボールはインプレーとなります。インプレーのボールをティーに戻すと、規則18-2a※1に該当して本来は、1打罰を受け落ちた状態にリプレースしなければいけません。
でも、プレーヤーが再びティーアップしたボールを打った場合はどうなるのでしょう。
リプレースしないで打ってしまったので2打罰が加わってしまう?そんなことはありません。
プレーヤーは規則27-1a※2によって、いつでも1打罰を受けることで直前のショットを放棄して打ち直すことができます。
今回のケースでは1打罰のもとに、空振りをしたショットをする前の、ティーアップされた状態に戻して打てるわけです。
暫定球のように宣言をする必要もなく、打ったと同時にこの規則が適用されます。
おさらいしますと、
【1】ティーショットで空振りしてボールが落ちてしまった場合、落ちたままで打てば罰はつかず2打目です。
【2】ティーに戻して打った場合は、1打罰を受けて打ち直したことになり3打目となります。
【3】ティーに戻してしまったあとに転がり落ちた状態に戻して打っても、インプレーのボールを動かしたために、1打罰を受けて3打目となります。
補足※1
18-2a:通則
プレーヤーがインプレーのボールをを拾い上げたり動かしたり、故意に球に触れたり、球の動く原因となることをした場合は、1打罰を受けボールはリプレースしなければなりません。リプレースしないで打ってしまった場合は2打罰です。
補足※2
27-1a:ストロークと距離に基づく処置
プレーヤーは1打を払えば、いつでも直前のショットを取り消して打ち直す事ができます。
2打罰
ティーイング・グラウンドの
区域外からプレーをする。
ティーイング・グラウンドからはみ出した所からプレーした場合、2打罰を加え、ティーイング・グラウンド内から打ち直さないといけません。
その場合、誤所からのストロークは数えません。
打ち直ししないでそのままホールアウトした場合、重大な違反がないと判断されれば2打罰ですが、重大な違反があったと判定されると競技失格になります。
ティマーカーを動かす。
ティーショットを打つ前に、ティマーカーを動かすとスイングの区域の改善となって、2打罰を受ける。
※ティーショットでチョロしてティーマークのそばに転がってしまった時などは、ティーマークは障害物となります。
スタンスやスイングの邪魔になる場合、動かすことができればどかすことができる。動かせない場合は、障害物からの救済を得られる。